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塗り絵のポイント

この絵は、エジプトのアブ・シンベル神殿を、朝日に照らされる正面から描いた絵です。岩を彫った四体の巨大な座像、砂岩の黄色や橙、ナセル湖の青い水面、砂漠、朝焼けの空が描かれています。座像と岩は黄色、黄土色、橙を重ね、朝日の当たる部分を明るく残します。湖は青、砂漠は薄い黄土色、空は橙から水色へ変えると、神殿の迫力が引き立ちます。

塗る順番は、空、岩山、座像、湖、砂漠の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。空の色を最初に決めておくと、建物や自然の色との組み合わせを考えやすくなります。

注意点は、座像の顔や細部を濃く塗り込みすぎることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に座像の影側に薄い茶色を重ねると、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。