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軒先で干し柿をつるす夫婦の見本


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軒先で干し柿をつるす夫婦の塗り絵

塗り絵のポイント

この絵は、古い家の軒先で夫婦が干し柿をつるす、晩秋のひとこまです。横棒から連なる丸い柿と、盆を支えながら見上げる女性の姿に、季節の手仕事の楽しさが表れています。柿の橙色を主役にして、男性の上着は茶色、女性の上着は薄紫、前掛けは落ち着いた緑にすると色が調和します。障子や髪の白さを残し、庭の黄葉を明るく添えることで、軒下にもやわらかな秋の日差しを感じさせられます。

塗る順番は、つるした柿と盆の柿を薄い黄色で塗り、その上から橙色を重ねます。片側だけ少し濃くし、反対側を明るく残すと丸みが出ます。へたと紐を薄茶色にしたら、二人の顔と手へ肌色を置きましょう。次に衣服を塗り、前掛けの大きな花模様には黄や淡い紫などを控えめに加えます。竹の横棒と籠は黄土色、柱や縁側は茶色にし、最後に庭の葉を黄色や黄緑でまとめます。障子は全体を塗りつぶさず、端にごく薄いクリーム色を置く程度でも十分です。

注意点は、柿を全部同じ濃さにそろえようとしないことです。黄色寄り、橙寄りと少しずつ変えると、並んだ実に自然な表情が生まれます。紐や指の周囲はゆっくり塗り、線の間の小さな白を残しても構いません。籠の編み目は一本ずつ濃く縁取るより、明るい茶色を薄く重ねると軽く仕上がります。背景の柱を濃くしすぎると柿が目立ちにくくなるので、まず淡く塗って様子を見ましょう。二人の頬にわずかに桃色を足すと、手仕事を楽しむ温かな雰囲気になります。