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塗り絵のポイント

この絵は、月明かりが差す和室で、和装の女性が琴に手を添えている上品な秋の夜長の場面です。静かな音色が聞こえてきそうな落ち着きと、月夜の柔らかい光を意識して仕上げるのがポイントです。まずは障子や畳を薄い白、黄緑で軽く入れ、琴と女性の着物が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。琴は茶色、着物は淡い紫、畳は黄緑、行灯は淡い黄色、夜空は青紫を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。琴は木目に沿って薄い茶色を重ね、端や足元を少し濃くすると楽器の厚みが出ます。着物の柄はすべて濃く塗らず、花柄や袖の線を淡く残すと品よくまとまります。影は黒ではなく青灰色や深い藍色、薄い茶色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、琴の茶色や夜空の青を濃くしすぎて、手元や着物の模様が見えにくくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に琴の弦の陰、行灯の光、障子に当たる月明かりを軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。