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塗り絵のポイント
この絵は、庭先の七輪で秋刀魚が焼かれ、そばにすだち、大根おろし、小皿、竹うちわが並んでいる香ばしい秋の台所風景です。焼き魚の香りと縁側の季節感を意識して仕上げるのがポイントです。まずは庭や縁側、木の台に薄い緑や茶色を軽く入れ、中心となる七輪と秋刀魚が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。秋刀魚は青灰色、七輪は赤茶色、炭は灰色、すだちは緑、大根おろしと皿は白、竹うちわは黄土色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、中心になる部分の順がおすすめです。秋刀魚は背を青灰色、腹を白く残し、焦げ目は茶色を少しだけ重ねると銀色の魚らしさが出ます。七輪は外側を赤茶で整え、網の細かい線を強く塗りすぎず、魚の形が見えるように軽く仕上げると見やすくなります。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、炭や網、魚の焦げ目を黒くしすぎて、七輪全体が重く見えてしまうことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後にすだちの皮、皿のふち、秋刀魚の背の光、うちわの骨の影を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
