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塗り絵のポイント
この絵は、古い竹垣に昼顔のつるが絡まり、淡い桃色や白の花が開いている静かな夏の路地です。朝の光を受けたやわらかさと、古い町並みの落ち着きを意識して仕上げるのがポイントです。まずは竹垣や石畳、遠くの建物など背景になる部分へ薄い黄土色や灰色を軽く入れ、中心となる昼顔の花が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。昼顔は淡い桃色や白、葉は緑、竹垣は黄土色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、中心になる部分の順がおすすめです。竹垣は一本ずつ濃淡を変え、節や結び目だけ少し濃くすると、自然な古さが出ます。昼顔の花は中心を淡く、外側に向けて薄い桃色を重ねると、やわらかな花びらになります。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、竹垣や路地を濃く塗りすぎて、昼顔の淡い印象が失われることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、花の白さや空気の明るさを少し残すと効果的です。最後に葉の付け根、竹の節、石畳の影を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、静かな路地の奥行きが自然に見えるか確認してください。
