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塗り絵のポイント

この絵は、茶箪笥の上に急須、湯のみ、茶筒、菓子皿、干菓子が整えて置かれている情景です。食後のお茶の時間を待つような、しっとり落ち着いた雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは障子や壁を薄い生成り色で軽く入れ、茶箪笥の木の色と上に置かれた茶道具が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。急須は緑、湯のみは白や淡い灰色、茶筒は青、菓子皿は赤、干菓子は黄色、棚は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。茶箪笥は木目を細かく描き込みすぎず、引き出しの外側や取っ手の周りだけを濃くすると、古い家具らしい重みが出ます。湯のみは白を残しながら、内側や底に淡い青灰色を入れると丸みが出ます。影は黒ではなく青灰色や焦げ茶色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、棚全体を濃い茶色で均一に塗ってしまい、急須や湯のみの白さが弱くなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、障子や湯のみ、皿の上の明るい部分を少し残すと効果的です。最後に取っ手の影、茶筒の模様、干菓子のくぼみを軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。