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塗り絵のポイント
この絵は、茶の間で三世代の家族が古い写真アルバムを囲み、昔の写真を眺めながら語らっている場面です。思い出を分かち合う穏やかな時間と、家族の視線がアルバムに集まるあたたかさを意識して仕上げるのがポイントです。まずは畳や障子、木の家具などの薄い色を軽く入れ、中心となるアルバムと人物の顔が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。アルバムは黒やこげ茶、写真は白と灰色、座布団は青や赤、畳は黄緑、家具は茶色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。アルバムの写真は真っ黒にせず、薄い灰色を中心にして、写真の枠や影だけを少し濃くすると回想の雰囲気が出ます。人物の服や座布団は、同じ色を続けすぎず、青、赤、紫、緑を少しずつ使うと画面に落ち着いた変化が生まれます。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、アルバムや髪を濃く塗りつぶして、写真を見ている表情や指先が沈んでしまうことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に湯のみの縁、アルバムのページ端、座布団の模様、人物の頬に淡い影を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
