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塗り絵のポイント

この絵は、田んぼ沿いの細い道に盆提灯がぽつぽつと灯り、遠くの山と夕空が重なる田舎道の場面です。故郷へ戻る気持ちを風景で表した、静かで懐かしい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空や山、田んぼなどに薄い青紫や薄緑を軽く入れ、手前の盆提灯と道の流れが自然に目立つように少し濃く塗りましょう。提灯は白や淡い赤、灯りは黄色、稲は緑、石垣は灰色、山影は青灰色、道は薄茶を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。空は上を少し濃い青紫、地平線近くを薄い桃色や黄色にすると、夕暮れの広がりが出ます。提灯は中央を明るく残し、外側に淡い黄色や薄い赤を重ねると、道を照らす灯りの雰囲気が出ます。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、夕空や石垣を濃くしすぎて、提灯の明るさが弱く見えることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、提灯の中心、道の明るい部分、空の雲を少し残すと効果的です。最後に提灯の下や石垣の影へ薄い青灰色を軽く足すと、夜へ向かう田舎道の季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。