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塗り絵のポイント

この絵は、縁側に置かれた金魚鉢を、子どもと祖母が並んでのぞき込んでいる場面です。小さな金魚を見守るやさしいまなざしと、夏の家の中にある涼しさを意識して仕上げるのがポイントです。まずは縁側や障子、室内の薄い茶色や生成りを軽く入れ、金魚鉢と二人の表情が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。金魚は赤や朱色、水は淡い青、水草は緑、朝顔は紫や青を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。金魚鉢は外側を淡い水色でなぞり、光っている部分を白く残すと、丸いガラスの透明感が出ます。金魚はお腹やひれの先を少し明るく残し、水草と砂利は濃淡をつけすぎず、主役の金魚が見やすいようにまとめましょう。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、金魚鉢の中を濃く塗りすぎて、魚や水草が見えにくくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に水面の光、金魚のひれ、朝顔の花の陰影を軽く足すと、涼しさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。