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塗り絵のポイント
この絵は、夕暮れの田んぼ道を、虫捕り網と虫かごを持った子どもと祖父が並んで歩いて帰る風景です。一日の終わりの静けさと、夏の思い出が残るような穏やかな雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは空や山、田んぼに薄い橙色、水色、黄緑を軽く入れ、二人の後ろ姿と虫捕り道具が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。夕空は橙色や淡い紫、田んぼは黄緑、道は黄土色、服は白や青を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。空は薄い黄色から橙色へ少しずつ重ねると、夕暮れのやわらかさが出ます。田んぼは一面を明るい黄緑で塗り、手前だけ少し濃い緑を足すと奥行きが出ます。影は黒ではなく青灰色や少し暗い紫などを使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、夕空や田んぼを濃く塗りすぎると、二人の姿や虫捕り網の白さが見えにくくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に夕日の周りの光、田んぼの水路、トンボの羽の薄い影を軽く足すと、季節感と完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
