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塗り絵のポイント
この絵は、紅葉の見える窓辺に、新そばの膳を整えた場面です。四角い竹ざるの上に流れる麺と、青い葉模様の器、手前の箸が、静かな昼の食卓を感じさせます。そばは薄い灰茶色、竹は黄土色、急須は赤みのある茶色にすると、素朴な道具の色が調和します。薬味の緑と窓の赤い葉を小さな差し色にして、器の白さを残しましょう。料理の周りに明るい面があると、すっきりした一枚に仕上がります。
塗る順番は、そば全体へ薄い灰茶色を置き、見分けやすい麺から少しずつ濃淡を付けます。竹ざるを明るい黄土色にし、外側の枠を少し濃く塗りましょう。次にそば猪口と薬味皿、箸置きの葉模様を青で塗り、白地はそのまま残します。つゆには茶色、ねぎには黄緑、わさびには淡い緑を使います。箸は明るい茶色、急須は茶色を薄く重ねて丸みを出します。卓と窓枠を控えめな木の色で整えたら、窓の外へ黄色、橙、赤を加え、秋の光を感じる背景にしましょう。
注意点は、麺の重なりを全部濃く縁取らないことです。細い白い面を少し残し、影を付ける箇所を数か所に絞ると、そばが一つの黒い塊に見えません。竹ざるも全ての編み目を塗り分ける必要はなく、薄い黄土色を全体に重ねるだけで形が伝わります。器の模様は青の濃淡を少し変えると味わいが出ます。急須のふたや胴の上側に明るさを残し、丸みを楽しみましょう。窓の紅葉を鮮やかにしすぎたと感じたら、卓を濃くするより背景の色を途中で止めると、食卓の穏やかな雰囲気を保てます。
