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塗り絵のポイント
この絵は、木の机に赤と青の折り鶴を並べ、色紙と菊の花を添えた静物です。紙の折れた面が大きく見えるので、同じ色の濃淡で形を表す楽しさがあります。二羽を見本どおり赤と青にしても、紫と緑など好きな組み合わせにしても素敵です。黄色い菊と白い花瓶を明るく残し、机の茶色を控えめにすると、折り鶴がよく引き立ちます。折り紙をした日のことを思い出しながら、一つひとつの面へゆっくり色を置いてみましょう。
塗る順番は、手前の鶴を薄い赤で塗り、折り目の内側へ少し濃い赤を重ねます。奥の鶴は青を使い、羽の上側を明るく残しましょう。重ねた色紙を黄色、緑、紫で塗り分け、紙の端は濃くしすぎないようにします。次に菊の花を黄色、葉を緑にし、花瓶は白を残して片側に薄い灰色を添えます。机と窓枠は薄茶色を木の向きに伸ばし、障子は淡いクリーム色を端に置く程度にします。最後に窓の外の葉へ赤や橙を少し加えると、室内と庭が秋の色でつながります。
注意点は、折り鶴の首や尾の先など、細いところから無理に塗り始めないことです。まず広い羽を塗り、残った小さな面へ進むと形を見失いにくくなります。折り目を黒くなぞるより、片側の色を少し濃くするほうが柔らかく見えます。机の影も濃い茶色を少し重ねる程度で十分です。菊の細い花びらは全部を同じ濃さにそろえず、白が残る部分を作ると軽やかになります。背景を淡く仕上げ、最後に二羽の色の強さを見比べましょう。紙らしい明るい面を残すと、すっきりした折り鶴の姿が完成します。
