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塗り絵のポイント

この絵は、合掌造りの家の中の囲炉裏端を、暮らしの道具とともに描いた絵です。囲炉裏と自在鉤、鉄瓶、炭火、太い梁、わら細工、籠、座布団、障子越しのやわらかな光が描かれています。梁や柱は焦げ茶と茶色、囲炉裏の炭は赤と橙、鉄瓶は黒ではなく濃い灰色で塗ります。障子は白く残し、座布団や籠に藍色や黄土色を使うと、暮らしの温かさが出ます。

塗る順番は、障子と壁、梁と柱、床、囲炉裏と鉄瓶、道具と座布団の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。空の色を最初に決めておくと、建物や自然の色との組み合わせを考えやすくなります。

注意点は、室内を茶色ばかりで塗り、全体が暗くなることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に炭火の周りに橙を薄く広げて温かさを出すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。