年を取っても、認知症にはなりたくない・・・。
でも、自分は大丈夫?
親は?家族は?
気になりますよね。
認知症にはいくつか種類があり、現代の医学で認知症の原因を全て解明できているわけではありません。
しかし、認知症になりやすい人には、ある程度共通の特徴や習慣があることも、統計的に明らかです。
このページでは、認知症になりやすい人の特徴や習慣を10個ご紹介しています。
自分や家族に少しでも気になる点があれば、早めの対策が必要になります。
まずは、その特徴や習慣をチェックすることから始めましょう。
【大前提】脳への刺激が少ないと認知症になりやすい
まず大前提の話ですが、認知症になりやすい人の特徴として、脳への刺激が少ないという点が挙げられます。
脳は、刺激を受けている間は常に動いていますが、それが減ってくると動きも鈍くなるからです。
認知症にもいくつか種類があるので、一概には言えませんが、脳への刺激は大きな要因です。
認知症になりやすい人の特徴・習慣10選
人と話さない
先ほども書いたように、脳への刺激が少なくない人は、認知症になりやすいと言えますが、人と話さないと脳への刺激は少なくなってしまいます。
何気ない会話の間でも、人は脳を使っています。
その会話が少なくなるわけですから、脳への刺激も減り、認知症になりやすくなります。
外に出ない
前述の「人と話さない」にも関連しますが、外に出ないというのも認知症になりやすい人の特徴です。
外に出ることで得られる刺激は、家にいる時とは比べ物になりません。
普段行かない所に行く、普段見ない物を見る、普段会わない人と会う。
外には刺激があふれています。
外に出ないと、毎日が同じ生活の繰り返しになり、脳も刺激を受けません。
面倒くさがり
何をするにも「面倒くさい」が口ぐせになっている人も要注意です。
面倒ではないこと、つまり、自分にとってラクなことでは、脳は何の刺激も受けません。
認知症になりたくなければ、少し面倒なことでもやってみて、脳に刺激を与えるということが大事です。
手先を使わない
これは前から言われていることですが、手先を使わない人は認知症になりやすいです。
手先を使うには、脳がしっかり働かないといけません。
逆に、手先を使わないと、脳が働く機会が減るため、認知症になりやすくなるのです。
趣味がない
趣味というものは、脳に刺激を与えるのに最適です。
自分の好きなことをやっている時、人間の脳は活性化されやすくなるからです。
逆に、何も趣味がない人は、自ら意欲的に取り組むものがないため、脳も活発に動かなくなってしまいます。
生活にメリハリがない
毎日の生活にメリハリがないというのも、やはり頭は働きません。
例えば、昼間もパジャマで過ごしたり、ベッドでゴロゴロしたまま過ごしたりするなど。
今はコレ、次はコレ、とった感じでメリハリをつけて、気持ちを切り替えることが必要です。
新しいことに取り組まない
新しいことに取り組む時は、今までとは違う脳の使い方をしなければなりません。
これが脳にとって大きな刺激になります。
逆にいうと、新しいことに取り組まない人は、このような刺激を脳に与えることができず、認知症になりやすくなってしまいます。
定年後ボーッと過ごす
定年まではバリバリ働いていたのに、退職してからボーッと過ごす。
これは認知症になりやすい人の代表的な特徴です。
仕事をしている時に脳が受けていた刺激が、定年後パタッとなくなってしまうと、脳の働きに急ブレーキがかかってしまうため、認知症のリスクは高まります。
考えることが嫌い
とてもシンプルな話ですが、考えるということは、頭を使わなければできません。
そして、頭を使えば、脳は刺激を受けます。
面倒だからといって頭を使わない、考えることが嫌いだという人は、脳への刺激が少ないため、認知症になりやすくなってしまいます。
運動しない
運動は脳に刺激を与えるのに、とても良い効果をもたらします。
体を動かすためには、脳が指令を出す必要があり、脳の活性化が進むからです。
特に下半身の動きは脳への刺激が大きいので、老化や認知症の予防のために、たくさんの医療機関や介護施設で取り入れられています。
運動が老化や認知症を防ぐ。
これは、もはや常識です。
当然、運動しない人は老化が早く、認知症のリスクも高くなります。
いつまでも若々しく充実した毎日を送りたいあなたに
いかがでしたか?
このページでは「認知症になりやすい人の特徴・習慣10選」として、簡単な説明を加えながらご紹介しました。
いろいろな特徴・習慣を挙げてきましたが、どれも改善が難しいものではありません。
認知症になりたいという人は、誰もいないはずです。
でも、もし、ここに挙げた特徴や習慣に当てはまる点があるのであれば、早めの対策が必要になります。
認知症は発症してしまうと治る見込みはほとんどなく、あとは進行していくだけですからね。
ぜひ、ここにご挙げた項目をチェックして、認知症対策を立てください。
そして、認知症対策として大事なことにはいろいろありますが、その中の1つが運動です。
運動すると脳が刺激を受け活性化します。
もちろん体を若々しく保つためにも運動は必須。
老化防止にもつながります。
ただ、やみくもに体を動かしたり、無理な運動をしたりするのは禁物です。
効果がないばかりか、かえって関節や筋肉にダメージを与えてしまうからです。
無理なく正しい運動。
これが大切です。
シニアの方でもコツコツ続けることで運動が習慣になり、生き生きとした毎日につながります。
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