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塗り絵のポイント

この絵は、東大寺の大仏殿の前で、年配の男性が孫と一緒に鹿に鹿せんべいをあげている場面です。大仏殿の大屋根と金の鴟尾、鏡池、石灯籠、松の木、数頭の鹿、青空が描かれています。大仏殿の屋根は灰色と青灰色、鴟尾は山吹色、柱は朱色にします。鹿は茶色に白いお腹を残し、松は深緑、鏡池は水色で塗ると、奈良らしいのどかな景色になります。

塗る順番は、空、大仏殿、松と石灯籠、鏡池、鹿、最後に祖父と孫の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。

注意点は、鹿を全部同じ茶色で塗り、区別がつかなくなることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に鹿せんべいに薄い黄土色を入れて香ばしさを出すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。