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塗り絵のポイント
この絵は、熊野那智大社の青岸渡寺の境内から、朱色の三重塔と那智の滝を三世代の家族が眺めている場面です。白く流れ落ちる大滝、朱の三重塔、深い緑の山、青空、石垣、展望所の柵が描かれています。三重塔は朱色、滝は紙の白を残して水色を細く添え、山は黄緑から深緑へ変えると奥行きが出ます。家族の服は青、黄色、藤色などを分けると、にぎやかで楽しい雰囲気になります。
塗る順番は、空、山と森、那智の滝、三重塔、石垣と柵、最後に家族の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、滝を濃い青で塗りつぶし、水の白さが消えることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に塔の屋根の縁に灰色の影を細く入れると、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
