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塗り絵のポイント
この絵は、満潮の厳島神社で、藤色の着物を着た年配の女性が朱塗りの回廊をゆっくり歩いている場面です。海に浮かぶ回廊、吊り灯籠、青い海、遠くの大鳥居、緑の山、白い雲が描かれています。回廊の柱と欄干は朱色、床は明るい茶色、海は青と青緑を横方向に重ねると、満潮の海に浮かぶ社殿らしくなります。着物は藤色を中心に、帯は淡い金色にすると上品です。
塗る順番は、空と山、海、遠くの大鳥居、回廊の屋根と柱、灯籠、最後に人物の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、海の波線をすべて濃い青で埋めてしまうことです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に日傘の内側に薄い紫の影を入れると、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
