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塗り絵のポイント
この絵は、五箇山の合掌造りの作業場で、年配の職人が和紙を漉いている場面です。木の漉き舟、簀桁、白い和紙、干し板、色和紙の見本、格子窓、外に見える茅葺き屋根と緑が描かれています。和紙は紙の白を残し、色和紙の見本に桃色、水色、黄色、若草色を入れると画面が明るくなります。漉き舟や柱は茶色、作務衣は藍色にすると、職人の落ち着いた雰囲気が出ます。
塗る順番は、窓の外の景色、壁と梁、漉き舟と道具、和紙、最後に職人の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、白い和紙まで色を塗ってしまうことです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に水面に水色を薄く入れて漉く水を表すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
