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塗り絵のポイント
この絵は、カンボジアのアンコール・ワットを、年配の夫婦が蓮の池のほとりから朝焼けの中で眺めている場面です。とうもろこしのような形の塔、池に映る遺跡、桃色の蓮の花、ヤシの木、橙から水色に変わる空が描かれています。空は下から橙、桃色、水色へと変え、遺跡は灰色と黄土色で朝日に照らされた色にします。蓮の花は桃色、葉は緑、池は空の色を映すように薄く重ねましょう。
塗る順番は、空、遺跡の塔、池の映り込み、ヤシの木、蓮、最後に夫婦の順がおすすめです。塗り始める前に使う色を数本選んで手元に並べておくと、迷わずに進められます。広い面から先に薄く塗っておくと、細かい部分の色を決めやすくなります。影は黒ではなく、青灰色や薄い茶色を重ねると、色が濁らず明るい仕上がりになります。人物の顔や手は肌色を薄く重ね、頬に少し桃色を足すと、穏やかな表情に仕上がります。
注意点は、遺跡を灰色一色で塗り、朝日の暖かさが消えることです。遠くの景色はやや薄く、手前の主役を少しはっきり塗ると、見どころが自然にまとまります。最後に塔の縁に橙を細く入れて朝の光を表すと、世界遺産らしい見ごたえが増します。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確かめてください。
