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塗り絵のポイント

この絵は、流れる水と菊の花を織り出した袋帯を、斜めに大きく見せた構図です。格調高い礼装の雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは生成り色を軽く入れ、菊の花が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。帯の地は金色と生成り色、菊は紫と橙、流水は水色と白を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、外側の模様、内側の模様、中心になる部分の順がおすすめです。帯の地は黄土色と山吹色を重ねると、金糸の輝きが表せます。流水の線は水色を細く入れ、間を白く残すと、織物らしい品が出ます。影は黒ではなく黄土色や紫を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前や中心はややはっきり、外側は少し薄くすると、細かい模様でも見やすくまとまります。

注意点は、細い流水の線を太く塗り、菊の柄がうるさくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に菊の中心に濃い橙を置くと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。