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塗り絵のポイント
この絵は、あじさいの咲く切通しを、クリーム色とえんじ色の特急が走る風景です。梅雨の晴れ間の柔らかな光と、花の涼しげな色を大切にしましょう。車体は薄いクリーム色、帯や窓の周囲はえんじ色を基本にすると、懐かしい特急らしい姿になります。あじさいは青、水色、薄紫を花のまとまりごとに変え、葉には黄緑と深緑を使ってください。石垣は灰色に薄い茶色を加え、遠い山や木々は青みを含む淡い色でまとめると奥行きが出ます。空は明るい水色を控えめに入れ、白も多く残すと雨上がりらしい軽さが生まれます。
塗る順番は、空と遠景、石垣、列車、線路、あじさいの花と葉がおすすめです。石垣は一つずつ少し違う灰色にし、継ぎ目を黒くしすぎないようにしましょう。列車の丸い先頭は中央を明るく残し、側面に薄い黄土色を重ねると、ふくらみが感じられます。あじさいは花房全体へ淡い色を広げてから、下側や花の重なる部分へ青や紫を少し足すと丸く見えます。葉は表を黄緑、重なりの影を深緑にすると自然です。線路には青灰色を使い、レールの上面に白い筋を残すと濡れた光を表せます。
注意点は、花を一つずつすべて違う濃い色で塗って、花房のまとまりがなくなることです。一つの房では近い色を二色ほど使うと、落ち着いて仕上がります。小さな花の中心は強調しすぎず、全体の丸さを優先してください。車体のえんじ色も濃くしすぎないよう、花とのバランスを見て重ねましょう。最後に葉の付け根や石垣の下へ薄い影を足し、列車の灯りに淡い黄色を入れると、雨上がりの景色が引き締まります。細かな花に疲れたら広い車体へ移るなど、塗る場所を変えながら無理なく楽しんでください。
