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塗り絵のポイント
この絵は、新幹線の窓から富士山と茶畑を眺め、夫婦が静かな旅の時間を楽しんでいる場面です。窓の外の澄んだ空気と、車内の穏やかなぬくもりの違いを色で表してみましょう。空は淡い水色、山は青紫、茶畑は黄緑と緑を組み合わせます。車内の壁は薄いクリーム色、座席は青、男性の上着は茶色、女性のブラウスは淡い紫を基本にすると落ち着きます。テーブルのみかんには橙色を使い、小さな明るいアクセントにします。富士山の雪、頭当て、紙コップの白さも大切にしてください。
塗る順番は、空、富士山と遠い山並み、茶畑と木々、窓枠と座席、衣服、顔や手、小物の順がおすすめです。富士山は雪の境目を確かめ、山肌へ薄い青紫を重ねると高さが伝わります。茶畑は帯状の区画ごとに緑の濃さを少し変え、手前を明るい黄緑、奥を控えめな青緑にすると奥行きが出ます。ブラウスは先に花と葉を淡く塗り、その周りへ薄い紫を入れると柄を残しやすくなります。上着や座席の影には黒を使わず、こげ茶や紺を少量重ねましょう。
注意点は、窓の外を濃く塗りすぎて夫婦の表情が目立たなくなることです。遠くの家や木は大まかな色のまとまりとして扱い、細部をすべて埋める必要はありません。髪は白いところを少し残し、広い束に沿って灰色や茶色を重ねると柔らかく見えます。顔のしわや指の線の周りは強くこすらず、肌色を薄く広げてください。最後にみかんの下側へ赤みのある橙色、コップの片側へごく薄い灰色を足すと小物が整います。旅先で見た風景を思い出しながら、見本に縛られず好みの色で楽しんでください。
