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塗り絵のポイント
この絵は、紅葉した山あいのトンネルから、青い寝台特急が姿を現す風景です。秋の葉の暖かな色と、列車の落ち着いた青を組み合わせるのがポイントです。手前の紅葉には黄色、橙、赤を使い分け、奥の常緑樹には深緑を選びましょう。機関車は青を基本にし、車体の帯にはクリーム色や明るい灰色を入れると形がはっきりします。トンネルの石積みには灰色と薄い茶色、枕木には焦げ茶を使ってください。空は淡い水色にとどめると、秋の山と列車が気持ちよく目に入ります。遠い葉のまとまりは、手前より薄く塗ると奥行きが出ます。
塗る順番は、空と遠い山、奥の木々、トンネル、線路、列車、手前の紅葉がおすすめです。石積みは一つずつ少し違う灰色にし、継ぎ目を濃くしすぎないようにすると自然です。トンネルの内側は入口を薄い灰色、奥を青灰色や紫を含む灰色にして、段階的に暗くしましょう。機関車の屋根や側面は青を重ね、光が当たる上側を明るく残します。紅葉は黄色を先に塗り、その上から葉先に橙や赤を足すと深みが出ます。葉の影には赤茶色、常緑樹の影には深緑を使い、黒一色で処理しないのがコツです。
注意点は、紅葉をすべて同じ赤にして、葉の重なりが分かりにくくなることです。隣の葉と少しずつ色を変え、何枚か黄色い葉も残すと豊かに見えます。トンネルを最初から濃く塗りつぶすと客車が見えにくくなるので、列車を仕上げてから背景の暗さを調整してください。細い架線や車輪の周囲は、無理にすき間を全部埋めなくても構いません。最後に機関車の灯りへ薄い黄色を入れ、手前の葉の付け根に小さな影を足すと、秋の旅らしい情景が整います。少し離れて眺めて、車体が自然に主役になっているか確かめましょう。
