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塗り絵のポイント
この絵は、夕暮れのホームで、夫婦が青い寝台列車の出発を待っている場面です。顔を見合わせる穏やかな表情と、旅の始まりの期待が伝わるように仕上げましょう。空には薄い桃色と藤色を重ね、灯りの周囲に淡い黄色を入れると、夕方の温かさが出ます。車体は落ち着いた青、男性の上着は茶色、女性のカーディガンは薄紫、スカートは深緑にすると、色の違いが自然に楽しめます。車体の帯や窓枠には明るい灰色を選び、白い部分も少し残してください。旅行鞄の茶色は上着より赤みを増すと、同じ系統の色でも別の素材に見えます。
塗る順番は、空と遠くの山、ホームや屋根、車体、旅行鞄、人物の服、顔と手がおすすめです。長い車体は一度で濃くせず、横向きに薄く塗り重ねるとむらが目立ちません。窓は薄い黄土色と青灰色を使い分け、灯りの映る部分を明るく残しましょう。服のひだは折れ目の片側だけを少し濃くすると、布の柔らかさを表せます。影は黒ではなく、車体には紺、ホームには紫を含む灰色を使います。遠くの客車ほど淡くすると、列車が奥へ続く感じが出ます。
注意点は、車体の青を最初から強く塗り、夫婦の顔より目立たせすぎないことです。顔は薄い肌色を広げてから、頬と耳に控えめな桃色を足しましょう。髪や靴も黒一色にせず、茶色や灰色を重ねて光の当たる面を残すと落ち着きます。最後に鞄の金具や靴の縁、ホームの灯りを少し整えると、旅立ちの雰囲気が深まります。色鉛筆は軽い力で二回、三回と重ね、少し離れて見て二人の表情が自然に目に入るか確かめてください。
