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塗り絵のポイント
この絵は、雪の積もった蔵と木の門の前に、赤いオート三輪が停まっている静かな冬の風景です。雪の白さとえんじ色の車体を組み合わせ、冷たい空気の中にある温かさを表しましょう。空には淡い青灰色、門には茶色、椿の葉には深緑、花には赤や桃色がよく合います。蔵の壁と屋根に積もった雪は白いまま残し、木の雪かきには黄土色を添えてください。車の赤を少し深い色にすると、白い景色の中で主役が自然に目に入ります。
塗る順番は、空と遠い木々、蔵と門、車体、椿、雪かき、雪の影の順がおすすめです。車は赤を薄く塗ってから茶色や紫を少し重ねると、落ち着いたえんじ色になります。車の屋根や荷台の縁の雪には色を重ねず、境目を確かめながら塗りましょう。雪の丸みに沿って淡い水色を片側だけ入れると、白いままでも厚みが伝わります。蔵の菱形模様は灰色を控えめに使い、白い筋を残すと建物の特徴が出ます。タイヤも薄い灰色から始め、外側だけを濃くすると形が整います。
注意点は、白い部分を全部埋めようとしないことです。この絵では紙の白さが雪と冬の明るさを表す大切な色になります。影を青くしすぎたときは、それ以上重ねず、周囲を淡く保つと落ち着きます。椿の花は車より少し明るい赤にすると、それぞれの違いが楽しめます。最後に車輪の接するところと門の足元へ薄い青灰色を添えると、積雪の中に物が立っている感じが出ます。雪を点で描き足す必要はありません。広い白場を生かしながら、静かな冬の日を思い浮かべてゆっくり仕上げてください。
