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塗り絵のポイント
この絵は、茶の間の文机に古い写真アルバムと眼鏡、木箱、湯のみが置かれている回想の静物です。昔の写真をめくるような懐かしさと、家族の記憶を大切にする穏やかな時間を意識して仕上げるのがポイントです。まずは畳や障子、木の机などの薄い色を軽く入れ、中心となるアルバムと眼鏡が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。アルバムは黒やこげ茶、写真は白と灰色、眼鏡は金色や薄茶、座布団は赤と青、湯のみは淡い青を組み合わせると、落ち着いた雰囲気になります。
塗る順番は、背景、机や畳、アルバム、眼鏡や小物の順がおすすめです。写真は真っ黒に塗らず、薄い灰色を中心にして、枠や角だけを少し濃くすると古写真らしさが出ます。眼鏡は線が細いので、レンズ部分を強く塗らず、縁と影を薄茶色で軽くなぞる程度にすると上品にまとまります。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず自然です。手前のアルバムを少しはっきり、奥の庭や家具を薄くすると、主役が分かりやすくなります。
注意点は、写真やアルバムを濃く塗りつぶして、紙の古びた風合いが失われることです。やさしい仕上がりにするには、ページの余白や写真の白い部分を少し残し、色を重ねすぎないようにしましょう。最後にページの端、眼鏡の金具、木箱の角、湯のみのふちに淡い影を足すと、静かな存在感が出ます。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、アルバムと眼鏡が自然に主役に見えるか確認してください。
