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塗り絵のポイント
この絵は、秋雨の日の縁側に和傘や傘立て、手ぬぐい、湯のみ、水鉢が置かれた室内外の静物です。雨音を聞きながらひと息つくような、懐かしく落ち着いた雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは庭や木の床を薄い緑や茶色で軽く入れ、赤い和傘と青緑の水鉢が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。和傘は赤や紺、縁側は茶色、水鉢や雨の反射は青緑や青灰色を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。和傘は骨に沿って外側へ薄く色を広げ、中心や重なる部分だけ少し濃くすると丸みが出ます。木の床は板ごとに茶色の濃淡を変え、水に濡れた部分は白を残すと、しっとりした光が表現できます。影は黒ではなく青灰色やこげ茶を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、傘や木目をすべて同じ濃さで塗って、平面的に見えてしまうことです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に水鉢の水面、湯のみの模様、濡れた縁側の光を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。
