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塗り絵のポイント
この絵は、白い土壁の前に南天の枝が広がり、赤い実をたっぷりつけている冬の風景です。余白のある白壁と赤い実の対比を生かし、縁起物らしい清々しい雰囲気を意識して仕上げるのがポイントです。まずは白壁をほとんど白く残し、敷石や屋根の部分を薄い灰色で軽く入れ、南天の実と葉が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。実は赤、葉は濃緑、枝は茶色、壁は白、敷石は灰色、雪は淡い水色を影に使うと、冬らしい彩りがまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。赤い実はすべてを同じ濃さにせず、手前の房を濃く、奥を少し薄くすると奥行きが出ます。白壁は塗りすぎず、端や屋根下にだけ薄い影を入れると、南天の赤が引き立ちます。影は黒ではなく青灰色や深緑を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、赤い実を全部強く塗って、画面がにぎやかになりすぎることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に実のつや、葉の濃淡、敷石の薄い影を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、白壁の余白と南天の赤が自然に引き立っているか確認してください。
