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塗り絵のポイント
この絵は、雪の残る庭を背景に、女性が小さな雪割草の鉢を手に取って眺めている場面です。まだ寒い中に咲く小さな花の可憐さと、早春を待つ静かな気持ちを意識して仕上げるのがポイントです。まずは雪や空を淡い水色、庭石を薄い灰色で軽く入れ、中心の雪割草の鉢が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。雪割草の花は白、薄紫、桃色、葉は緑、鉢は茶色、着物や羽織は淡い桃色や紫を組み合わせると、上品な冬の庭の雰囲気がまとまりやすくなります。
塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。小さな花は濃く塗り込まず、花びらの根元だけを少し濃くすると繊細に見えます。着物や羽織は広い面をやわらかく塗り、襟や袖の重なりにだけ影を入れると、人物の姿がすっきりまとまります。影は黒ではなく青灰色や薄紫を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。
注意点は、小さな花を目立たせようとして花芯や葉を強く塗りすぎることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後に花びらの淡い色、鉢の影、雪の青みを軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、小さな雪割草が自然に目に入るか確認してください。
