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塗り絵のポイント

この絵は、古い板塀の前で学生服の少年がけん玉に集中している路地の場面です。静かな路地の空気と、遊びに夢中になる一瞬の表情を意識して仕上げるのがポイントです。まずは板塀や石畳の薄い茶色、灰色を軽く入れ、赤いけん玉と少年の姿が自然に目立つように少し濃く塗りましょう。学生服は紺、けん玉は赤や木の色、自転車は青、花や鉢植えは黄色と緑を組み合わせると、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。

塗る順番は、背景、地面や建物、植物や小物、人物や中心になる部分の順がおすすめです。板塀は一枚ずつ濃淡を少し変えると奥行きが出ますが、木目を描き込みすぎないようにすると塗りやすくなります。学生服は濃い紺を一度で塗らず、肩や袖に明るさを残すと人物が重くなりません。影は黒ではなく青灰色や深い紺色を使うと、色が濁らず落ち着いた仕上がりになります。手前はややはっきり、奥は少し薄くすると、細かい絵でも見やすくまとまります。

注意点は、学生服を真っ黒に近く塗ると、けん玉や手元が目立たなくなることです。やさしい仕上がりにするには、輪郭線の内側までびっしり塗らず、明るい部分を少し残すと効果的です。最後にけん玉の球の丸み、自転車のフレーム、白い犬の影を軽く足すと、テーマらしさと完成度が上がります。色鉛筆の場合は力を入れすぎず、薄い色を二回、三回と重ねると失敗しにくいです。完成間近に少し離れて見直し、一番見せたい部分が自然に目に入るか確認してください。